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 「損をしないために知っておきたい事」 編 

⇒ 自動車販売店や担当営業マンが違えば金利も違う

 自動車販売店でのクレジットに限っての話ですが、

 自動車販売店が違ってくると、取扱いしている金利が違ってくる事は「金利も交渉が可能!」で説明させて頂きましたが・・・。

 実は、取扱いしている利用可能な限界の低金利も販売店によっても異なるのです。

 (※ 取扱いしているクレジット会社が違うと最低金利も違うことは想像できるかもしれませんが、同じクレジット会社と契約していても、A店では最低金利が6.5%、B店では最低金利が5.9%・・・といった感じで、販売店の違いで取扱い可能な最低金利も違ってくるのです)

 これは、販売店とクレジット信販会社が契約・提携した時の条件や環境による違いによるものですが、

 まあ早い話、小売業でも卸先が異なると仕切り価格(いわゆる業販価格・仕入れ価格)が異なるように、また保険でも、代理店が異なると代理店手数料(販売報酬額)が異なるように・・・ ローン市場でも、取次店が異なると仕切り金利が違ってくるという感じかな。

 (※ ちなみにこの仕切り金利は、いわゆるその取次店の仕入れ価格。 つまり取次店(車屋さん)はこの仕切り金利に自由に金利を加え、加えた分は利益というわけ。 例えば仕切り金利が5%の場合、この5%は仕入れ価格なので当然クレジット会社が全額徴収。 なのでその金利へ1%加えると、1%分取り分が出来・・・ これを取次店手数料(ローンキックバック)として貰えるというわけ。(但し、これは説明用に簡略化した概要であって、実際にはやや異なります。 ただまあそうと言ってもほぼ似たような感じなので、まあそんな感じだと思われていても問題はないでしょう)

 ということは、その仕切り金利が低ければ低いほどその販売店は金利をグッと下げる事が出来ますので、つまり使える最低金利も違ってくるわけと)

 同じクレジット会社だから 交渉すれば最低金利も同じだろう・・・という考えもダメですよ〜。

 (※ この辺りも家電製品と同じ感覚で。 お店が違うと価格が違うように。。)

 それと更に意外なのが、
同じ販売店や同系列の販売店でも、営業マンが違うと取扱いクレジットの金利の差があるという事です。

 販売店によっては一律、もしくは社内規定によって決められている場合もありますが、(上司決裁なども含む)

 完全に営業マン任せの販売店も多くあります。

 金利を営業マン任せにしている販売店のほとんどでは、
契約した金利によって給料マージンを増減する給料体系の販売店が多いと思われ、(いわゆる歩合給)

 (※ 高い金利を契約すれば販売店に利益が増えるので、営業マンのお給料も増えるシステム。 特に中古車販売店に多い給料システムかな)

 こういった販売店では「如何に少しでも金利手数料を増やすか・・・」と、営業マンは常に考えていますので、

 (※ 但し、営業マンも十人十色。 金利もがっぽりとにかく沢山の給料が欲しい利益追求型の人がいれば〜 同じ意欲でも、金利は抑えてより多く台数を売ってそれで利益を出そうと考える薄利多売型の人がいるなど・・・ なので営業マンが違えば金利も違うというわけ

 金利を誤魔化すような営業話含め、色々と気を付けられておきましょう。

 【 対策案 】

 金利についての知識・情報があれば言いなりの金利になる事はありません!

 これが最大の対策となるでしょう。

 どんなに高い金利手数料だとしても、営業マンは車が売れなければ給料になりません。

 なので出来るだけ他の融資と比較したり金利の交渉を行うようにすれば、必ず納得のいく商談になるはずです。

 金利が高くて車が売れないよりも、金利を限界まで下げてでも車が売れる方が絶対に良いですから〜。

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