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「知っておきたい自動車ローン知識」 編
自動車を購入される場合には必ずと言っていいほど、ほとんどの方が購入金額の値段交渉・値引き交渉を行っています。
しかし、自動車の購入金額の値引き交渉ばかりで、最終段階の肝心な金利にあまり触れない方が意外と多い様子です。
特に若い年齢層の方や初めての自動車購入の方などは金利についての知識が薄く、中には金利はどこも同じと思っている方も意外と多くいらっしゃいます。
緊張の交渉の末、自動車購入金額がとても良い数字が出たとしても、取扱い金利が高くては全く意味のない交渉となってしまいますからね。
自動車販売店での信販クレジットは信販会社が金利を決定するのではなく、自動車販売店側が自由に金利を決める事が多いです。 また中には営業マン任せで 営業マンが自由に決定しているようなお店も意外と多いでしょう。
何故?
車屋さんと信販会社とは、予め契約によって基準金利(仕切り金利)が定められています。 つまり仕入れ値的なものが決められているということ。
ということは、その仕入れ値的な基準金利より高い金利を使えば〜 その分はそのお店の取り分(丸儲け)というわけ。
ちなみにその取り分がいわゆるローンバックってやつですね ^^;
なのでおおよそほとんどのクルマ屋さんでは、この利益の調整として自由に金利を扱っているんです。
※ 例えばその基準金利が5%ならば、それ以上は法定範囲内であれば お店が自由に決定することが可能です。
6パーセントで契約を取れば〜 1%分はお店の利益。 10パーセントで契約を取れば〜 5%もの利益がお店へ転がってきます。 いくらで仕入れていくらで売る〜 といった、ごく普通の小売商と考えは同じですね。(ただまあこれらはあくまで分かりやすく説明した例です。 実際にはニュアンスがやや異なりますが、まあ似たようなものだとお考え頂いていても問題はないでしょう)
※ 営業マンはそのローンバックの額によって利益実績が大きく変動するため、無知なお客様に対しては 足元を見ながら出来るだけ高い金利を提示してきます。 だってローンバックって、上手くいけば車一台売るよりはるかに巨額の利益が出ますから、歩合給の営業マンならお給料にも影響しウハウハになりますので。。
となれば、交渉次第で金利も安くなる-- という理論に十分うなずいていただけるかと。
※ 但し、これはあくまでほんの一可能性にしか過ぎませんことは予め。
近年では、審査の状況によって信販会社から金利引き上げの措置が行われたり、(金利アップを審査合格の条件とする等) また保証会社を立てるなどの場合には、その保証料に相当する手数料を金利として上乗せされることも多く、そういった場合には思うように値引き交渉出来ない可能性も御座います。
また取扱いのローン会社も色々。 ローン会社によってはこの基準金利が随分と異なっていたり、またお店自体からして契約時の基準金利に差も。
なので同業他店に安い金利があったからと言って〜 他のお店でも必ずしもその金利まで交渉可能とは限らず、ここら辺りも一応予め。(ちなみに加え、中には基準金利を下回って お店が自腹を切るような手数料負担してまで低金利アピールする売込み手段もありますので、この辺りもまた一応参考までに)
とにかく金利の知識を付けることと〜 同業他店の金利情勢を十分把握しておくことが重要かな。。(中古車なら中古車業者同士)
他店より高い。 相場より高いような気がする。 それからそもそも金利について聞く。
まずはここら辺りが基本中の基本と言えるでしょう。
※ なおこれよりもっと詳しくについては ⇒ 別途こちらにて。(金利交渉術)
銀行が取り扱う保険商品の数々、、 そして定期預金などの銀行商品。 こういった商品に手を出すと金利が優遇される可能性はありますが、
それ以外での交渉はまず難しいとは言えるでしょう。(ほとんどの場合 審査結果によって金利条件を決定されますので。 この適用金利で審査OKです!みたいな)
また住宅ローンとは異なり、車系では 販売店と銀行が提携し、その販売店の紹介であれば特別優遇金利が適用されるなどの体制もほぼ見られませんので、
販売店に銀行を紹介してもらうという手もないでしょう。
※ まあ車系には信販ローンがありますので、わざわざ銀行を紹介するくらいなら〜 自社取扱いの信販ローンをすすめてくるでしょうし ^^;
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