自動車ローン・マイカーローン審査条件、対策.com
「融資タイプ別での特徴比較」 編
自動車販売店でのローンといっても、ほとんどの場合お店はあくまで取次店(代理店)であって、そのお店が融資したりなどはしません。
貸すのはそのお店と提携している信販会社(クレジット会社)であって、もちろん契約するのもその2者間であって 販売店は全く関与しない。 また正確には「クレジット」と言う。
※ 尚ここ最近では、一応は自動車販売店経由にて紹介されるローンではありますが、特に代理店契約等の必要のない 提携信販会社系とはまた異なった種の自動車ローン
(分割払い)も存在しており、(一応そういったローンは、自動車販売店へは直接商品代金は振り込まれず、申込者本人口座へ直接融資されるような形となっており、なのでまあ判別はそれほど難しくはありませんが・・・)
もしそういった種の自動車ローンの場合には、以下で言う信販会社系のクレジットとは全く異なりますので〜 これら予めご留意願います。 (個別融資の目的ローンみたいな感じ)
1、審査・申込が早い
銀行系の融資ローンと違って、クレジットの申込を記入すれば直ぐに審査をしてくれて、審査に問題が無ければ即日にでもクレジットの申込が完了します。
2、申込に手間が掛からない
申込用紙に印鑑と口座を記入すれば、とにかく申込に余計な手間が掛からずに申し込みが出来ます。
後は自宅や勤務先での本人確認の連絡のみで申込完了になりますので、
必要な書類を色々と準備したり、何度も販売店に出向く事もありませんので、時間と手間を掛けたくない方にはバッチリですよ〜。
※ 個人情報保護法の関係で、申込時に本人の承諾書類として一般的には免許証のコピーが必要になる程度。 ほとんどの場合、銀行融資のような所得証明とか確定申告書などは必要とならないでしょう。 また保証人が必要となる場合でも、まあ印鑑証明書程度かな。。
3、審査に融通がきく場合も・・・
販売店(クルマ屋さん)と提携している信販会社ですので、販売店と顧客の関係や情報、販売店と信販会社の信頼関係・・・ といった部分も審査の対象となる場合もあり、場合によっては審査にある程度の融通がきく事も・・・
※ これまで私も幾度となくローンを取り扱ってきましたが、お客様との関係はよく聞かれますね。。 固定客からの紹介顧客など、また既存からのお客様等と言った場合には、そこそこ融通も効かせてくれるような感じかな。(⇒ 関連例)
それと取扱いするクルマ屋さんもけっこう考慮されている感じかな。 権力的関係だけでなく〜 お店の顧客層からもある程度影響はある感じかな。(優良顧客の多い店はやはりその傾向で見られている感じです)
1、やや金利が高め
銀行などの借入に比べると、金利手数料がやや高めに設定されていることは多いでしょう。
銀行はお客様直接に融資しますが、
信販系のローンはクルマ屋さんが仲介役となり 当然そこに中間マージンも発生し、(いわゆるローンキックバック) かつ信販系は、信販会社が銀行から融資を受け、(銀行への金利もかかる) その資金を基に販売店への支払い充当とし、(立て替え払い) もちろんそこに信販会社の取り分も発生しますので〜 まあとにかくマージンが多く発生している分金利手数料へ反映しているでしょう。
※ まあ簡単に言えば中間マージンが多く挟まりやすく、その分 手数料 = 金利 として反映していると〜 そうお考え頂いてもよろしいかと。
ちなみに新車と中古車では、この場合も金利の違いがあり、、
一般的に中古車の方が金利手数料が高めとなっているでしょう。
2、保証人が必要となるケースが多い
車屋さんでの信販系オートローンは、基本的には保証会社はからんできません。(最近ではやや増加傾向では御座いますが)
ゆえ保証会社からの保証が受けられない分、連帯保証人を求められるケースは非常に多いと言えるでしょう。
3、所有権の留保
自動車の使用には全く支障はありませんが、クレジットの返済が完了するまでの間は、販売店や信販会社の所有権名義での登録になります。(車検証上の所有者が車屋さんや信販会社となる)
これは、支払い状態にもし万が一の事があった場合に、該当車両を押さえる事が出来るようにしている為です。(いわゆる担保)
クレジットは銀行などの借入融資と違って「信用での立替払い」の契約になりますので、信用を付ける意味での所有権留保となります。
ちなみに所有権留保中には所有者の承諾無しでは名義変更が出来ませんので、買い替えの状況などによっては残債の完済をしなくてはいけない事もあったり、廃車するにも所有者の承諾が必要になります。
Copyright (C) 自動車ローン・マイカーローン審査条件、対策.com. All Rights Reserved.