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「予備知識」 編
銀行などで借入を行っていた場合には特に何もありませんが、
販売店クレジットなどを利用していた場合には「所有権留保」での車検証名義になっていますので、出来れば所有権の移動登録 （所有者変更・所有権解除）を行っておく事をオススメします。（ローン会社から、「所有権解除の案内」という通知が送られてくる場合も）
手続きは簡単。
必要書類の段取りなどは多少必要ですが、
その車を買ったお店に 「ローンが終わったので名義を私にしてください（所有者変更）」と言えば ほとんどのお店で対応してくれるでしょう。
ちなみに費用面もほとんどタダでやってくれるはずですが、一部書類発行にいくらか費用が掛かる場合があり、
それでも多くて3千円前後の費用くらいで済むと思われます。
※ いわゆるこれらは 「所有権解除」というお手続きですが、ただ車屋さんに対し所有権解除をしてくださいとは言わない方がいいでしょう。
車屋さんからしてみて所有権解除とは、所有権移転に必要な書類発行 という意味合いが強く、必要書類の発行止まりまでで〜 あとの変更手続きはこちらでやる前提と受け止められてしまうことが多いですので。
しなくても、これから乗り続けられる事に対し 何の支障もないです。
※ 信販会社から必ず手続きするように強制されている場合は別。
ただそのままでは 法的に見た場合の所有権者は他人のままとなっておりますので、
もしその車屋さんが知らないうちに無くなっていた〜 となれば、ちょっと面倒なこととなってしまう事も多いですので、（印鑑証明など所有権者の許諾がないと名義変更や転売、廃車なども出来ませんので、その所有権者が何処に行ったのか分からなくなってしまうと。。 もう考えただけで面倒くさいです ＾＾；）
出来るだけそのタイミングでお手続きされておくことをオススメしておきますね ＾＾
※ それから今後の買い替えなどで、その愛車を買ったお店とは違うお店で買い替え、もしくは買取り売却となった場合、その先方のお店から ”所有権解除手数料” とか手数料を取られる事も多く、そうなった場合なんだか損した気分になってしまいかねませんので、（ていうかその時点で損でしょう） そうならないためにもタイミング良く。。
所有権留保は、クレジット契約（ローン）に際し 担保理由で行われるもの。
なのでその担保理由となるクレジット契約が終了したならば〜
お店に拒否する権限は全くありません。
※ 拒否まで行かないにしても〜 アレコレ理由付けられ説得され、変更しないように仕向けるのも含まれます。
所有権を牛耳って一体なにをする気なんでしょう。
なお変更を拒否してまでかたくなに所有権を留保・支配し続けようという根源には、販売店の自分勝手な都合のため そうしたい裏事情が何点か御座います。 ただここでそこまで触れてしまうと説明が長くなってしまいすぎるので、その辺りは割愛させて頂くとして、、 まあいずれにしても、そういった拒否は お店の自分勝手な都合目的でしかないことは 間違いないとそう捉えられていて問題ないでしょう。
もちろん私はクルマ業界の人間ですから、もし自身がそういった拒否にあったなら〜 もうそのお店とは今後一切付き合うことはないでしょう。 もし何かあったとき、真っ先に守るのは自社の利益であって、お客様の事など二の次程度にしか考えないであろうことが明白とも言えますので。。
普通ではあまり考えられませんが、（販売する上での都合で所有権留保としているのですから）
稀に所有者変更に関する手数料を請求される事もあるようです。
ただまあそういった場合、故意に拒否されているわけでもないので、
もうその会社の方針として、どうするかはご自身の判断に任せます。 としか言いようがないです。。
※ ていうか、あからさまに変更することの拒否が難しいと考え、費用を請求すれば変更をあきらめるのでは？ と、そう悪巧みでそうしている傾向も。。
以上、まあ参考などまでに。
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